Frame on the Shinkansen

このエントリーは Nutanix Xi Frame アドベントカレンダー2018 の12/14分として投稿しています。

Frame エントリー第3回目です。
今回はvSAN環境ではまっているらしい某氏の代打としてお送りしたいと思います。



Frameの画面転送通信についての補足


さて、これまでもFrameの画面転送時の画像エンコーディング方式はH.264だとお伝えしていました。
画面転送通信のベースとなるトランスポート層に関してはFRP(Frame Remoting Protocol)はTCPとUDPの切り替え式となっています。
画面転送通信においてTCPの場合は確実かつ効率的な通信が可能ですが、仕組み上通信回線の遅延やパケットロスに弱く、回線品質の影響を受けやすいといった課題があります。
UDPに関しては通信の確実性とトレードオフとなりますが、回線品質の影響を受けにくいというメリットがあります。
FRPではトランスポート層が切り替え可能な為、回線品質の良くない環境下でも(意外と)スムーズに動作します。


Frame on the Shinkansen


遅延の大きい通信環境の代表として、走行中の新幹線車内からのモバイル回線接続が挙げられます。
今回はトップスピードで走行中の新幹線車内からiPhoneのテザリング経由(au回線)で接続した際のFrameの動作をご覧ください。




※撮影場所: 岐阜県の長良川近辺を名古屋方面へ走行中
いかがでしたでしょうか?
かなりシビアなネットワークでも時々引っ掛かりがあるものの期待以上にスムーズに動作してると思います。


次回は前回予告した「色んな端末からつないでみるテスト その2」です。
それでは。

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