Nutanix CEのメモリは128GBがお勧めという話

 このBlog はNutanix アドベントカレンダー2023 の12/7 分です。


去年のアドベントカレンダーは何を書いたかな?と眺めていたら名前が無い。このブログも去年のポストが無い。という訳で1年ほど記憶を失っていたようです。


さて、今年の6月のNutanix Meetup で下の写真のようにご自宅Nutanix CE 3ノードクラスターのリニューアルをした件についてお話させて頂きました。


こちらのThinkCentre M75はTiny と違い、かなり拡張性が確保されているので、購入後にメモリを128GB に増やしたり、PCIスロットに10G NICを積んだりと、なかなかなカスタマイズに答えてくれるナイスガイです。


Nutanix CE は少ないメモリ(例えば32GB)でも動作させる事は可能です。ちょっとPrism をさわってみる、程度であれば32GBあれば十分ですが、Nutanix の様々な製品を試してみたい場合はいきなりメモリ不足に苦しむことになります。

というのも、Nutanix はエンタープライズのお客様環境での利用も視野に入れているため、パフォーマンスや安定性向上のために各機能が十分なメモリを要求する設計になっています。

例えば、Prism Central は最小構成でメモリ26GBを必要としますし、Files はシングルFSVM 構成で12GB、File Analytics も最小構成で24GB、といった具合です。Prism Centralについては、利用する機能の組み合わせによって更にメモリの追加が必要になります。


これらの機能をシングル構成のNutanix CE 上で動作させる場合は64GB でも不足、という事になります。

ならば128GB、という事で実際に128GB 搭載したマシン上でPrism Central、Files、File Analyticsを動作させてみたのが下の図です。
※Prism Central は(Calm+Leap+Microsegmentation)を利用する想定

メモリ128GB のマシンの場合、CVM にはデフォルトで20GB 割り当てられるので、CVM(20GB)+ Prism Central(32GB)+ Files(12GB)+ File Analytics(24GB)= 88GB となりました。Prism上でのメモリ使用率も74%弱とまだ少し余裕が残っています。


128GB 積んでいればこれだけの機能を動作させていても30GB 程の余裕が有るので、User VM を数台動かして色んなテストをする事が可能になります。


以前よりは少し値上がりしましたが、それでも128GB 分のメモリを購入しても45k円以内に収まりますので、これからNutanix CE を組もうと考えている方は是非128GB 構成にトライしてみて下さい。


〇おまけ

Nutanix CE を常時稼働させる際に気になるのは消費電力ですよね。という訳でM75s の本構成の消費電力を計ってみました。
  • AMD Ryzen 7 Pro 5750G (8C16T)
  • 128GB RAM
  • 128GB NVMe (AHV Boot)
  • 1TB NVMe (CVM)
  • 4TB "3.5 HDD
  • 10G NIC (Intel X550-T2)
  • 6cm角増設FAN (10G NIC冷却用)


上記構成だと大体平均して60W程度の消費電力でした。仕様からはNIC と増設FAN を合わせて15W程度上乗せされているので、通常のオンボードLAN ポートを使用する場合は45W程度という事になります。
24H365Dで動作させるとしたら、電気代を30円/kWh で計算すると年額12,000円弱。これくらいならまあ何とか…という所でしょうか。

M75s は楽天リーベイツのポイントアップ期間などを狙うとかなりお得に買えますので、冬休みの工作におひとついかがでしょう?




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